Top Message/Our Value

トップメッセージ/企業理念

会社情報

  1. 01 会社概要/沿革
  2. 02 トップメッセージ/企業理念
  3. 03 役員紹介

Top Message

トップメッセージ

平井 昭光の人物写真

平井 昭光

代表取締役社⻑

未来とは何でしょう。「未だ来たらざるもの」でしょうか。いえ、「未だ見えぬが間もなく来たるもの」でしょう。そんな医療と産業の未来を自らの手で切り拓く会社、それがC4Uです。
弊社の基盤技術はゲノム編集技術です。「ゲノム編集」とは人間や様々な生物の遺伝子に正確に結合して、その結合した部分を切ったり直したりすることができる技術です。これまでも遺伝子組換え等遺伝子に関連する様々な技術がありましたが、正確に修正する位置を決めることはできませんでした。ゲノム編集技術は、その意味で全く新しい、かつ安全な遺伝子の修復技術なのです。

このようなゲノム編集の技術は、我々人類にこれまでにない恩恵をもたらすことができる技術です。例えば、病気の治療については、これまで新規な一部の薬を除いて多くの薬が症状を改善するものにとどまり、根本的な治癒には至らないものでした。特に、遺伝子疾患を始めとする重篤な病気に対しては根治の手段はなかったといっても良いでしょう。しかしながら、ゲノム編集技術を用いて、いろいろな原因で問題が発生した遺伝子部分を修復することによって、そのような病気を治癒し、患者様の命を救うことが可能となります。

病気の治療以外でも、植物などではもともと持っている遺伝子を改変することにより、従来型の育種と同様の手法で、しかしより早く、また正確に新品種を見出すことが可能となります。このような新しい品種改良は、SDGsに繋がる食を通じて人類に大きな貢献をもたらすこととなるでしょう。

ベンチャー企業は、速やかにイノベーションを実現することがその使命であり、大きな長所です。そして、そのイノベーションは社会をより良いものにしていくことに繋がります。C4U株式会社は、CRISPR-Cas3というゲノム編集技術を基盤として、より豊かで人類に寄り添える、そんな社会の「未来」を築くために研究開発を進めていきます。

真下 知士の人物写真

真下 知士

社外取締役CSO 共同発明者/共同創業者

病院に行って腕にクリームを塗ったら、「はい、これであなたの病気は治りましたよ」と言われて治療は終わり―。

ゲノム編集を使えば、こんな時代が来るかもしれません。夢物語のような未来を実現してくれる可能性を持っているのが、ゲノム編集技術「CRISPR-Cas3」です。

CRISPR-Cas3はさまざまなことに応用可能な技術です。農業分野では、病気や過酷な環境でも栽培できる作物や可食部の多い畜水産物を作ることができ、いつか世界の食糧問題を解決し、飢餓に苦しむ人たちを救うことができるかもしれません。また、工業分野ではエネルギー技術などへの応用も可能で、貧しい国や貧しい人々に必要なエネルギーを届けることができる日が来るかもしれません。そして、もっと近い未来でいうと、遺伝病で苦しむたくさんの人を遺伝子治療で救うことができます。世界には、薬が使えない、通常の治療では治すことができない難病がたくさんあります。それに対してこのゲノム編集を応用した遺伝子治療は画期的な方法。この技術でたくさんの患者さんを治し、失われそうな命を救うことができるのです。

CRISPR-Cas3の技術のすばらしさや安全性の高さをもっと多くの人に知ってもらい、さまざまな分野で広く使われ、産業の発展に貢献することを目指していきたいと思います。

みんなが使える技術として、リーズナブルに提供する。ハードルの高いゲノム編集の間口をできるだけ広げたい。当社はその窓口的な役割を果たしていきたいと考えています。